** 平成28年 7月 16日更新 **

S42卒同期旅行会
「佐渡の花とトキを見、応援する旅」
平成28年(2016)6月11日〜14日
(行動日程)
6月11日 東京→佐渡→弾崎→大野亀→相川→両津
6月12日 清水平→新穂(トキの森公園、斎藤農園)→牛尾神社・薪能→交流会館
6月13日 交流会館→清水寺・長谷寺→浜河内→羽茂→宿根木
6月14日 小木海岸→相川金山→大平高原→乙和池→トキ野生順化ケージ→両津港→帰京

参加者 竹川、水口、千野、中村夫妻、高野夫妻、
    山村、柳、佐藤、横倉 以上11名
案内・指導 トキどき応援団 計良、近辻
同期旅行としては3回目の佐渡。今回はNPO法人「トキどき応援団」の計良団長と近辻 道子さんの全面的なサポートのもと、トキだけでなく、トビシマカンゾウや、寺院の見学、薪能鑑賞、そしてトキの野生順化ケージの見学までと、佐渡を北から南まで4日間で走り回り、盛りだくさんの内容でした。
6月11日(土)
新幹線、ジェットフォイルを乗り継いで両津港へ。マイクロバスで佐渡北端のはじき崎、大野亀へ向かう。トビシマカンゾウは今年の開花は早く、既に終わりかけていたが、キスゲに似た黄色い花が岬の草原に咲いていた。(両津泊)
6月12日(日)
午前中はかつて近辻さんが永年トキと過ごした清水平での生物調査などのボランティア活動。ここがNPO法人「トキどき応援団」の活動拠点。
交流会館に戻り、応援団事務所で手作り弁当の昼食。会館向かいの林の木の上にトキがとまる。
午後は新穂地区で、トキの森公園見学や斎藤農園でいちごを賞味。長三郎鮨で早目の夕食。 牛尾神社で薪能と鬼太鼓の鑑賞、帰り道では沢山のヘイケボタルの光に囲まれる。  新穂・トキ交流会館泊
6月13日(月)
早朝、交流会館前の林をねぐらとするトキを観察。日の出前にはアカショウビンが2声。トキは頭から胸がグレーの繁殖羽で、今回は新穂の交流会館周辺と、羽茂の水田で観察できた。
京都などの寺に模して造られた清水寺、長谷寺を見学。
応援団団長の計良さんの店(浜河内)でそばなどの昼食。
羽茂えトキを2ペア観察後、小木経由で、宿根木へ向かう。
宿根木では吉永小百合のポスターで有名になった三角屋や、岩をくりぬいた墓などを見学。
音楽と陶芸の宿 花の木(泊)
6月13日(火)
小木半島の海岸で水中火砕岩や枕状溶岩などを見学した後、相川金山のシンボル・道遊の割戸を外から見上げ、大佐渡スカイラインへ。
大平高原のカンゾウの群落を見た後、乙和池でクロジ、キビタキ、モリアオガエルなどを聞く。 最後に野生順化ケージ見学(新穂正明寺)
10日に放鳥した18羽のうち3羽がケージに残っていたが、昨13日昼頃に皆飛び立ったとのことで、普段は見学できない施設を 環境省の首席自然保護官・広野行男所長の案内で見学させていただく。
翌週には秋の放鳥に向けて新たな群れの野生順化が始まり、再び見学できなくなるとのこと。

以上で全日程を終えて両津港に向かい、再びジェットフォイルと新幹線で帰京。